こんなお悩みはありませんか?
- ✓Vビームを何回受ければ効果が出るの?
- ✓1回受けたけど赤みが全然変わらなかった…
- ✓「効果ない」と感じているけど続けるべき?
- ✓赤あざや赤ら顔で自分に本当に効くか不安
Vビームの効果は「1回で完了」ではない——まず知っておくべきこと
「Vビームを受けたのに赤みが消えない」「もう効果ないんじゃないか」と感じていませんか?実は、Vビームは複数回のトリートメントを重ねることで効果を積み上げていく治療です。1回で劇的に変化するケースもありますが、それはあくまで個人差の範囲であり、多くの方は数回〜十数回の照射が必要です。
この記事では、Vビームの効果が出るまでの仕組み・推奨される回数と間隔・「消えない」と感じる代表的な理由を、皮膚科医監修のもと丁寧に解説します。赤ら顔・ニキビ跡の赤み(PIE)・単純性血管腫(赤あざ)など、悩みの種類ごとの回数イメージも紹介しますので、ぜひ最後までご覧ください。
なお、当院(江坂駅前花ふさ皮ふ科)は保険診療(赤あざ)と自費診療(赤ら顔・ニキビ跡の赤みなど)の両方に対応しており、それぞれ適切な形で治療を提供しています。
Vビームとは?なぜ赤みや血管病変に効くのか
Vビーム(VビームⅡ)は、米国シネロン・キャンデラ社が開発したロングパルス色素レーザーです。波長は595nmで、血液中の赤い色素(ヘモグロビン)に選択的に反応する性質を持っています。この性質を利用して、皮膚の中で異常に拡張した毛細血管を熱で凝固・閉塞させ、赤みを改善していきます。
照射したレーザーのエネルギーは血管の赤血球・ヘモグロビンにのみ集中的に吸収されるため、周囲の皮膚組織へのダメージを最小限に抑えられる仕組みです(選択的光熱融解と呼ばれます)。厚生労働省の承認実績もあり、赤あざや毛細血管拡張症などの血管病変に対しては保険診療として長年使われてきた治療です。
当院・江坂駅前花ふさ皮ふ科ではVビームⅡを導入しています(グループの千里中央院では後継機のVビームプリマを使用)。
「Vビーム 効果ない」と感じる4つの理由
Vビームの効果を実感できない場合、多くはいくつかの原因が重なっています。「効果がない治療だから」ではなく、「なぜ今の自分に効果が出にくいのか」を理解することが大切です。
① 回数が足りていない
Vビームはレーザーで血管を凝固させますが、1回の照射で変化できる血管の量には限りがあります。特に赤ら顔・酒さ・ニキビ跡の赤み(PIE)は、皮膚全体に無数の細い毛細血管が広がっているため、複数回の照射を積み重ねて少しずつ改善していきます。一般的に平均5回程度が目安とされていますが、個人差が大きく、それ以上かかる方もいます。単純性血管腫(赤あざ)は年単位の治療になることも珍しくありません。
② 出力設定の問題(弱めの設定では変化が緩やか)
Vビームには「パープルセッティング(紫斑が出るほどの高出力)」と「紫斑を出さない弱めの設定」があります。ダウンタイムを避けたい場合は弱めの出力を選ぶことができますが、その分1回あたりの効果は穏やかになる傾向があります。「効果が薄い」と感じている場合、設定の見直しが必要な可能性があります。担当医との相談が大切です。
③ 適応のミスマッチ
Vビームが最も効果を発揮するのは表在性の毛細血管拡張・赤みの強い血管病変です。一方で、以下のような状態は別の治療が適している場合があります。
- 深い部位の血管拡張(Vビームの届く深さを超えている)
- 炎症後色素沈着(茶色いシミ)と赤みが混在している(色素沈着には別アプローチが必要)
- 酒さのうち、皮膚の繊維化や丘疹・膿疱が目立つタイプ(内服治療との併用が有効なことも)
カウンセリングで赤みの原因・深さを正確に評価し、Vビームが本当に適応かどうかを確認することが重要です。
④ 照射間隔が適切でない
照射後の皮膚は一定期間の回復時間が必要です。間隔が短すぎると炎症が重なりリスクが高まり、逆に長すぎると治療の継続性が損なわれます。一般的な推奨間隔は1〜2か月ごとです。
症状・悩み別|回数と間隔の目安
Vビームの効果が出るまでの期間・回数は、何の悩みに対する治療かによって大きく異なります。以下はあくまで目安であり、効果には個人差があります。
赤ら顔・酒さの赤み(自費診療)
- 推奨間隔:1〜2か月ごと
- 目安回数:5回程度(個人差あり)
- 効果を感じ始める時期:3〜5回目あたりから変化を実感される方が多いですが、個人差があります
- 注意点:体質・生活習慣(飲酒・紫外線・刺激)によって赤みが再度広がることがあるため、維持治療が必要な場合もあります
ニキビ跡の赤み(PIE:炎症後紅斑)(自費診療)
- 推奨間隔:1〜2か月ごと
- 目安回数:3〜5回程度(個人差あり)
- 効果を感じ始める時期:2〜3回目から変化を感じる方もいます。ただし、ニキビが継続して新たな赤みが生じている場合は、ニキビ自体の治療も並行する必要があります
単純性血管腫(赤あざ)(保険診療)
- 推奨間隔:3か月ごと(保険診療の算定ルールに基づく)
- 目安回数:複数回〜十数回以上(部位・濃さ・面積により異なる)
- 注意点:色調・部位によっては年単位の治療になることが多く、長期的に継続することが重要です。子どもの場合は成長とともに皮膚が変化するため、定期的な評価が必要です
※いずれも効果には個人差があります。実際の治療計画は医師の診察・評価をもとに決定します。
Vビーム自費料金(VビームⅡ・税込)
| 治療内容(部位) | 税込価格(1回) | 税込価格(5回セット) | 目安回数 |
|---|---|---|---|
| 全顔 | 27,500円 | 110,000円 | 5回程度(個人差あり) |
| 両頬・おでこ・あご下 | 19,800円 | 85,800円 | 5回程度(個人差あり) |
| こめかみ・鼻・あご | 13,200円 | 59,400円 | 5回程度(個人差あり) |
| 頬+鼻 | 24,200円 | 96,800円 | 5回程度(個人差あり) |
| 全顔+あご下 | 38,720円 | 155,000円 | 5回程度(個人差あり) |
- 自由診療(保険適用外)
- 効果には個人差があります
- 主な副作用:照射部位の赤み・腫れ・紫斑(内出血様変化)・色素沈着・色素脱失・水疱・瘢痕(まれ)など
- 初回カウンセリング 1,100円(税込)
- 保険診療(単純性血管腫・乳児血管腫・毛細血管拡張症)は上記と別料金です。3割負担の場合は数百円〜(面積・回数による)。自治体の子ども医療費助成が適用される場合があります。詳しくは受診時にご確認ください。
- 当院では混合診療は行っておりません。保険対象の赤あざは保険診療として、美容目的の赤みは自費診療として、それぞれ独立した受診で対応します。
ご相談内容により予約先が異なります。下記よりご状況に合ったシステムからご予約ください。
治療をやめると赤みは戻る?維持治療の考え方
「一度改善したら終わり」とはいかない場合があります。赤ら顔や酒さは体質・生活環境に起因する部分が大きく、レーザーで今ある血管拡張を治しても、生活習慣(飲酒・紫外線・温度変化・辛い食べ物など)が続けば血管が再度拡張し、赤みが再発することがあります。
このため、治療を一定回数終えた後も、半年〜1年に1回程度の維持目的のVビーム照射を続ける方もいます。治療の「ゴール」をどこに設定するかは、症状の程度・生活習慣・費用面なども踏まえて、医師とよく相談しながら決めていくことが重要です。
なお、単純性血管腫(赤あざ)は血管の構造異常が原因であるため、十分な治療回数を重ねると改善が定着しやすい側面があります。ただし、部位・タイプによっては長期にわたる治療が必要です。詳しくは苺状血管腫とVビームについての解説記事もご参照ください。
当院(江坂駅前花ふさ皮ふ科)の経過評価の考え方
当院では、Vビームの治療開始後も定期的な経過評価を行いながら治療を進めています。具体的には以下の点を大切にしています。
- 適切な出力設定の見直し:毎回同じ設定ではなく、肌の状態・前回の反応を踏まえてパラメータを調整
- 進捗の確認と治療計画の修正:数回ごとに改善の程度を医師が評価し、追加回数の目安や治療継続の是非をお伝えする
- 適応の再確認:途中で「別の治療や併用アプローチのほうが良い」と判断した場合はご提案
- 保険・自費の適切な振り分け:病変の性質に応じて保険診療と自費診療を正しく使い分ける(混合診療は行いません)
赤ら顔・ニキビ跡の赤みの詳細については、赤ら顔・Vビーム治療のページもあわせてご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q. Vビームは1回で変化しますか?
A. 1回の照射でも赤みが一時的に落ち着いたと感じる方はいますが、持続的な改善には複数回が必要です。赤ら顔・ニキビ跡の赤みでは平均5回程度、単純性血管腫は十数回以上かかることもあります。効果には個人差があります。
Q. 赤あざ(単純性血管腫)がなかなか消えないのはなぜですか?
A. 単純性血管腫は皮膚の中に異常な毛細血管ネットワークが形成されているため、1〜2回の照射で完全に消えることはほとんどありません。部位(顔・体・四肢)、色調の濃さ、面積によって反応速度が大きく異なります。粘り強く治療を続けることが重要で、特に子どもの頃から早期に開始することが改善につながりやすいとされています。
Q. Vビームの照射間隔はどのくらい空ければいいですか?
A. 自費診療(赤ら顔・ニキビ跡の赤みなど)では1〜2か月ごとが一般的な目安です。保険診療の赤あざ(単純性血管腫など)では保険算定のルール上、3か月ごとの照射となります。間隔は医師の指示に従って調整してください。
Q. Vビームで効果が出ないなら、ほかの治療に切り替えたほうがいいですか?
A. 何回か続けても変化が感じられない場合は、①適応のミスマッチ②出力設定の問題③別の要因(色素沈着・体質)が考えられます。治療を中断する前に、まず担当医に「今の経過で正常か」「設定や方針を変える必要があるか」を相談することをおすすめします。場合によっては、ほかのレーザーや内服治療との併用が提案されることもあります。
Q. 紫斑(内出血のような変色)が出るのは失敗ですか?
A. 紫斑はパープルセッティング(やや高い出力設定)で意図的に生じさせる場合があり、治療の失敗ではありません。紫斑が出る設定のほうが1回あたりの血管へのアプローチが強い傾向がありますが、1〜2週間ほど続くダウンタイムがあります。生活スタイルに合わせて、担当医と相談の上、設定を選んでいただけます。
Q. 保険でVビームを受ける場合と自費の場合で何が違いますか?
A. 保険診療の対象は単純性血管腫・乳児血管腫(苺状血管腫)・原発性毛細血管拡張症など、医学的に診断された血管病変です。赤ら顔・酒さ・ニキビ跡の赤みは美容目的と判断され、自費診療になります。当院では混合診療は行っておらず、保険対象の病変と自費の悩みはそれぞれ独立した受診で対応します。ご自身がどちらに該当するか迷われている場合も、まずカウンセリングでご相談ください。
江坂駅前花ふさ皮ふ科にご相談ください
「Vビームを受けたいけれど、自分の赤みに本当に効果が出るのかわからない」「以前に他院でVビームを受けたが変化が感じられなかった」——そうした不安や疑問をお持ちの方こそ、まず皮膚科専門医によるカウンセリングで赤みの原因・深さ・適切な治療回数を確認することが重要です。
当院は、保険診療で対応できる赤あざから、自費診療の赤ら顔・ニキビ跡の赤みまで幅広く対応しています。JR・大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」からすぐの立地で、お仕事帰りやお買い物のついでにもお立ち寄りいただけます。
初回カウンセリングは1,100円(税込)で承っております。ご自身の赤みがどの治療に向いているか、何回くらいで変化が期待できるか、ぜひ一緒に確認しましょう。
ご相談内容により予約先が異なります。下記よりご状況に合ったシステムからご予約ください。
