眼瞼下垂手術は大阪・吹田の
江坂駅前花ふさ皮ふ科


眼瞼下垂の症状とは

黒目の上の白目が見える

瞳孔の上縁が一部隠れる

瞳孔が半分以上隠れる
以下の症状がある場合、眼瞼下垂が原因かもしれないため、早めに医師に相談することが重要です。適切な治療を受けることで、症状の改善が期待できます。
眼瞼下垂の可能性がある方
-
まゆ毛を上げて目を開けないと見えにくい方
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あごを上げてものを見ないと見えにくい方
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まぶたの垂れ下がりで視界が狭くなる方
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まぶたが下がることで黒目の中心(瞳孔)が隠れる方
眼瞼下垂の
メカニズムについて

眼瞼下垂(がんけんかすい)は、上まぶたを持ち上げる筋肉である「眼瞼挙筋」が正常に機能しなくなることで、目を開けることが難しくなったり、まぶたが垂れ下がったりする状態です。この病気は視界の障害だけでなく、頭痛や肩こりなどの不快な症状を引き起こすこともあります。
眼瞼下垂症の治療方法は、手術が一般的で、まぶたの筋肉や腱膜を修正する手術が行われます。手術は医学的に眼瞼下垂症と診断された場合は保険適用になります。
眼瞼下垂の
種類と原因について
大人になってからの眼瞼下垂
眼瞼下垂には様々なタイプがありますが、当院で手術可能(保険適用)なのは老化などによって発症する「腱膜性眼瞼下垂」で、正面を見た状態で上まぶたが瞳孔にかかる50代以降の方です。
生まれつきの眼瞼下垂
先天性眼瞼下垂は生まれつきまぶたを持ち上げる筋肉の発達不良が原因です。この状態では、まぶたに硬くて伸びにくい線維組織が多く含まれています。通常、先天性眼瞼下垂では、まぶたや眼球の動きに異常がないことが多いですが、片側のまぶたが下がっている場合、弱視を引き起こすことがあります。そのため、詳細な観察が必要で、必要に応じて手術が検討されます。先天性眼瞼下垂の方は総合病院へご紹介いたします。
眼瞼下垂の手術・治療法
医学的に眼瞼下垂と認められる場合の治療方法としては、保険適用の手術が一般的に行われます。手術の内容は眼瞼下垂の症状によって異なりますが、通常はまぶたの付け根にある「眼瞼挙筋」を前転する手術が選ばれます。重度の眼瞼下垂は手術が必要になることが多いため、専門医による詳しい診断と適切な治療が重要です。
眼瞼挙筋前転法
(眼瞼挙筋短縮術)



眼瞼下垂と診断された場合、最初に推奨される手術方法としては、挙筋前転法または眼瞼挙筋短縮術が一般的に選ばれます。この手術は、まぶたの皮膚とその下にある筋肉を切開し、まぶたを持ち上げる力を強化するために筋肉と瞼板を糸で結びつける方法です。
通常、健康なまぶたでは、上眼瞼挙筋と瞼板がしっかりと結びついており、筋肉の力が直接まぶたに伝わることで目を開けることができます。しかし、腱膜性眼瞼下垂が進行すると、上眼瞼挙筋と瞼板の間に隙間が生じ、筋肉の力が十分に伝わらず、まぶたが下がりやすくなり、目を開けるのが困難になります。
挙筋前転法では、まぶたの表面を切開し、上眼瞼挙筋と瞼板をしっかりと縫合して、筋肉の力がまぶたに直接伝わるように結びつけます。これにより、目を開ける力が回復し、目が開きやすくなります。手術中に余分な皮膚や挙筋部分が多い場合、その部分を切除することで、まぶたの形状を整え、機能的にも見た目にも改善が図れます。
この手術は、特に症状が進行している場合や視界を確保するのが難しくなった場合に推奨され、術後の回復も比較的早く、日常生活に早期復帰できることが多いです。ただし、手術に伴うリスクや術後ケアについて十分に理解しておくことが重要です。
眼瞼下垂手術の費用
(保険適用有)
3割負担の患者様の場合、おおよそ片眼30,000円程度です。ただし、手術の方法により費用は異なる場合があります。
1割負担 | 2割負担 | 3割負担 | |
---|---|---|---|
片目 | 約10,000円 | 約20,000円 | 約30,000円 |
両目 | 約16,000円 | 約32,000円 | 約50,000円 |
眼瞼下垂手術を
受けるにあたり注意点
眼瞼下垂手術の主な目的は、視覚機能の改善を図り、日常生活での視界を確保し、快適な視覚環境を提供することです。しかし、手術後の経過や症状に関する理解を深めておくことで、患者様は安心して治療を受けることができます。以下は、眼瞼下垂手術に関する重要な注意点です。
術後の症状と対応策
手術後、頭痛や肩こりが改善されることがありますが、すべての方に当てはまるわけではありません。また、術後に自律神経の不調を感じることがあり、その際には痛み止めや安定剤が処方されることがあります。これらの薬は症状を和らげるために使用されますが、個人差があるため、医師と相談しながら使用することが重要です。
眼の乾燥と手術後の調整
眼瞼下垂手術後、まぶたが大きく開くため、涙の蒸発が早くなり、眼が乾燥しやすくなることがあります。その場合はしばらく点眼薬や眼軟膏を使用していただきます。この症状は、通常は数ヶ月内に改善することが多いですが、残存する場合もあります。また、手術中にまぶたの開き具合や左右のバランスに差が出ることがあります。左右差が大きい場合、修正の手術を要することもあります。
反対側のまぶたや眉の変化
片側のまぶたの手術後、反対側のまぶたが下がることがあります。また、眉が下がることで、追加の皮膚切除が必要となることもあります。このような変化に対しては、医師が慎重に観察し、必要に応じて追加の治療が行われます。異常を感じた場合には、早期に医師に相談しましょう。
ダウンタイムと日常生活への影響
眼瞼下垂手術後のダウンタイムには個人差がありますが、通常は1週間から3週間程度は腫れや痛みが見られることがあります。目の周りに腫れや内出血が目立つことがあり、特に人前に出る予定がある場合は注意が必要です。内出血や腫れは、術後3週間程度で改善がみられる場合が多いです。
眼瞼下垂の手術の
保険適用の条件と注意点
眼瞼下垂の治療は、上まぶたが瞳孔にかかる状態で、視野障害が日常生活に支障をきたす場合に保険適用されます。適切な治療方法や保険適用の可否については、医師の診断を受けたうえで確認してください。
眼瞼下垂手術は、患者様の視覚と生活の質を大きく改善する治療法ですが、術後の経過と注意点をしっかりと理解しておくことが、安心して治療を受けるためには不可欠です。
眼瞼下垂手術の
よくある質問
眼瞼下垂手術はどのくらいの時間がかかりますか?
眼瞼下垂手術は通常、約1〜2時間程度で終了しますが、手術の内容や症状に応じて時間が前後することがあります。
眼瞼下垂の手術後の回復にはどのくらいの時間がかかりますか?
通常、術後1〜3週間程度で腫れや内出血が収まり、日常生活に支障が出ることは少なくなります。完全な回復には数ヶ月かかる場合があります。なお、出来るだけきれいな傷あとになるよう丁寧に縫合しますが、傷あとは必ず残ります。
眼瞼下垂の手術後に痛みや腫れはありますか?
手術後、多少の痛みや腫れが生じることがありますが、痛み止めを服用することで軽減できます。腫れや内出血は時間と共に改善します。
眼瞼下垂の術後に目が開きやすくなるまでの期間はどれくらいですか?
手術後数日から1週間程度で改善され、徐々に目が開きやすくなります。ただし、回復には個人差があります。
眼瞼下垂手術のリスクはありますか?
眼瞼下垂手術には感染や出血、まぶたの不均衡、ドライアイなどのリスクがあります。術後に異常を感じた場合はすぐに医師に相談することが重要です。
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