「Vビームを受けたいけど、施術後に顔がパンパンに腫れたり、紫色のアザが出たりしない?」そんな不安を持つ方に向けて、このページではVビーム(VビームⅡ)のダウンタイムの仕組みと経過、紫斑が出る設定・出ない設定の違い、自宅での過ごし方まで、皮膚科医監修のもとわかりやすく解説します。

こんなお悩みはありませんか?

  • 施術後に顔が腫れてパンパンになりそうで怖い
  • 紫色のアザ(紫斑)がいつまで続くか不安
  • メイクや仕事はいつから再開できる?
  • ダウンタイムを少しでも短くしたい

Vビームのダウンタイムは「設定次第」で大きく変わる

まず大前提として、Vビーム(VビームⅡ)のダウンタイムの長さは、照射設定によって大きく異なります。Vビームとは、波長595nmのロングパルス色素レーザーで、血液中のヘモグロビンに選択的に反応し、拡張した毛細血管や異常血管を熱で固めることで赤みや赤あざを改善する治療です。

設定は大きく「紫斑(パープル)セッティング」と「ノンパープルセッティング」の2種類があります。どちらが自分に向いているかは、治療目的・生活スタイル・どの程度の社会的ダウンタイムが許容できるかによって変わります。施術前のカウンセリングで担当医とよく相談することが大切です。

設定 紫斑(内出血様の変色) 主なダウンタイム期間 特徴
パープルセッティング(強め) 出る(1〜2週間程度) 1〜2週間 血管へのダメージが大きく、効果が高いとされる
ノンパープルセッティング(弱め) ほぼ出ない 数時間〜数日 社会的ダウンタイムを抑えたい方向け。回数が必要になる場合がある
  • 自由診療(保険適用外)の場合あり(赤ら顔・ニキビ跡の赤みなど)
  • 効果には個人差があります
  • 主な副作用:照射部位の赤み・腫れ・紫斑(内出血)・色素沈着・色素脱失・瘢痕(まれ)など

ご自身のライフスタイルに合わせた設定選びを、診察時にご相談ください。

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施術直後〜翌日:赤み・ヒリつき・「顔がパンパン」な腫れ

Vビームを照射した直後は、ほぼすべての方に照射部位の赤みとヒリつきが現れます。これはレーザーの熱エネルギーが皮膚に加わることで生じる一時的な炎症反応で、正常な経過です。

特に顔全体に照射した場合、施術後に「顔がパンパンになった」と感じることがあります。これは皮膚の毛細血管が刺激を受けたことによる一時的な浮腫(むくみ)で、多くの場合数時間〜翌日には自然に軽快します。まれに2〜3日続くこともありますが、冷却(アイスノンをタオルに包んで冷やすなど)と安静で早めに落ち着いていきます。

施術直後の主な症状

  • 照射部位のほてり・赤み(数時間〜1日程度)
  • ヒリつき感・軽度の熱感
  • 顔の一時的な腫れ・むくみ感(数時間〜翌日で軽快することが多い)
  • パープルセッティングの場合:紫色〜赤紫色の紫斑(詳細は次セクション)

施術後は院内でクーリング(冷却)を行います。帰宅後もほてりが続く場合は、清潔なタオルに包んだ保冷剤などで優しく冷やしてください。ただし、強く圧迫したり氷を直接肌に当てたりするのは避けましょう。

紫斑(purpura)とは?経過と色の変化

Vビームのダウンタイムで最も気になる方が多いのが「紫斑(purpura:パープラ)」です。これは皮膚の浅い部分の毛細血管が熱によってダメージを受け、皮膚の下に微細な出血が起こることで生じる内出血のような状態です。

紫斑はVビームの治療効果と密接に関係しており、パープルセッティング(出力の強い設定)では意図的に紫斑を起こすことで血管へのダメージを最大化し、効果を高めるとされています。一方、ノンパープルセッティングでは紫斑をほとんど出さずに治療する方法も選べます。

紫斑の経過(色の変化の目安)

  • 施術直後〜1日目:赤紫色〜濃い紫色。最も目立つ時期
  • 2〜4日目:紫色から青色・青紫色へ変化していく
  • 5〜7日目:黄緑色〜黄色みがかった色に変化。消退に向かう
  • 1〜2週間後:徐々に薄くなり消えていく。個人差あり

紫斑が消えた後、一時的に茶色い色素沈着(炎症後色素沈着)が残ることがあります。これは数週間〜数か月かけて自然に薄くなっていくことが多いですが、日焼けをすると悪化しやすいため、UVケアが非常に重要です。効果や経過には個人差があります。

ダウンタイム中の過ごし方|メイク・洗顔・入浴・運動

ダウンタイムを少しでも短く・快適に過ごすために、施術後のスキンケアと生活習慣に注意することが大切です。

メイク・洗顔について

  • 洗顔:施術当日は照射部位への刺激を控え、ぬるま湯で優しく洗う程度にとどめましょう。翌日からは通常通り洗顔できますが、擦らず泡でやさしく洗ってください。
  • メイク:紫斑が出ていない(ノンパープル設定)場合は、翌日からメイク可能なことが多いです。紫斑がある場合は、紫斑が消えてからのほうが肌への刺激が少なくなります。ただし、コンシーラーやファンデーションで紫斑をカバーすること自体は可能です。担当医の指示に従ってください。

入浴・サウナについて

  • 施術当日はシャワー程度にとどめ、湯船への入浴・サウナ・岩盤浴は避けましょう。血流が増加して腫れや赤みが増すことがあります。
  • 翌日以降は赤みや腫れが落ち着いていれば通常の入浴が可能です。ただし、紫斑が残っている期間は長風呂・高温の浴槽は控えめにしてください。

運動について

  • 施術当日〜翌日は、激しい運動や汗をかく行為は控えましょう。血流増加により腫れや赤みが悪化することがあります。
  • 軽いウォーキング程度は問題ない場合がほとんどですが、心配な方は医師に確認してください。

紫外線対策(最重要)

Vビーム照射後の肌はバリア機能が一時的に低下しており、紫外線の影響を受けやすい状態です。施術後はUVケアを徹底することが、色素沈着を防ぎダウンタイムを長引かせないために非常に重要です。日焼け止めをしっかり塗り、帽子・日傘なども活用しましょう。

保湿について

照射後の乾燥した肌はバリア機能が低下しています。刺激の少ない保湿剤(セラミド配合のものなど)でこまめに保湿ケアを行いましょう。

紫斑をカバーしたいとき・異常を感じたとき

紫斑のカバーメイク

職場・学校・大切な予定がある場合は、グリーン系のコンシーラーで赤みを打ち消したうえにファンデーションを重ねると比較的自然にカバーできることがあります。ただし、紫斑が出ている間はできる限り肌への刺激を最小限にするため、カバーする場合も摩擦に注意し、洗い落とす際も優しく行ってください。

こんな症状は早めにご相談ください

  • 水疱(水ぶくれ)が生じている
  • 強い痛みが施術翌日以降も続く
  • 紫斑の範囲が広がっていく・2週間以上経過しても全く変化がない
  • 照射部位に膿・滲出液(しんしゅつえき:傷口からにじみ出る液)が出ている
  • 色素沈着が強く残っている

上記のような症状が見られた場合は、自己判断せずに施術を受けたクリニックに相談してください。

当院(江坂駅前花ふさ皮ふ科)のVビームⅡ料金

当院では赤ら顔・ニキビ跡の赤みなど美容目的の治療は自費診療、単純性血管腫・乳児血管腫・毛細血管拡張症などは保険診療でVビームⅡに対応しています。なお、日本の保険診療ルール上、同一疾患に対して保険診療と自費診療を同時に行う「混合診療」は禁止されており、当院でも混合診療は行っておりません。

治療内容(部位) 税込価格(1回) 税込価格(5回セット)
全顔 27,500円 110,000円
両頬・おでこ・あご下 19,800円 85,800円
こめかみ・鼻・あご 13,200円 59,400円
頬+鼻 24,200円 96,800円
全顔+あご下 38,720円 155,000円
  • 上記は自由診療(保険適用外)の料金です
  • 単純性血管腫・乳児血管腫・毛細血管拡張症は保険診療(3割負担)で対応。自己負担額は面積・回数により異なります
  • 平均的な治療回数:5回程度(個人差あり)
  • 効果には個人差があります
  • 主な副作用:照射部位の赤み・腫れ・紫斑(内出血)・毛嚢炎・色素沈着・色素脱失・瘢痕(まれ)など
  • 初回カウンセリング:1,100円(税込)

料金や適応の詳細は美容皮膚科料金ページもあわせてご確認ください。

治療方針やダウンタイムの設定について、まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。

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よくある質問(FAQ)

Q. 紫斑は必ず出るのですか?

いいえ、紫斑は施術の設定によって異なります。出力を強くした「パープルセッティング」では1〜2週間程度の紫斑が出ることがありますが、「ノンパープルセッティング」ではほぼ出ないように設定することも可能です。どちらが適しているかは治療目的やライフスタイルに合わせて診察時に相談して決めることができます。

Q. 顔がパンパンに腫れた場合、いつ引きますか?

Vビーム施術後の顔の腫れ(むくみ)は、多くの場合数時間〜翌日には軽快します。まれに2〜3日続くこともありますが、冷却と安静で対処できるケースがほとんどです。強い腫れや痛みが数日経っても改善しない場合は、施術を受けたクリニックにご相談ください。効果や経過には個人差があります。

Q. 施術後はいつからメイクできますか?

紫斑が出ていない(ノンパープル設定)場合は、翌日からメイク可能なことが多いです。紫斑が出ている場合も、担当医の許可があればコンシーラーなどでカバーすることは可能ですが、肌への刺激は最小限にとどめましょう。洗顔・クレンジング時も擦らないよう注意が必要です。

Q. ダウンタイム中に日焼けしてしまった場合はどうなりますか?

施術後の肌は紫外線のダメージを受けやすく、日焼けをすると色素沈着(茶色いシミ)が生じやすくなります。ダウンタイム中はもちろん、治療後しばらくは日焼け止め・帽子・日傘などによる徹底的なUVケアが必要です。色素沈着が起きた場合は数週間〜数か月で自然に薄くなることが多いですが、個人差があります。

Q. Vビームのダウンタイムはどのくらい繰り返しますか?

治療回数は症状・部位・設定によって異なりますが、平均的には5回程度が目安とされています(個人差あり)。1回ごとにダウンタイムが発生しますが、回数を重ねるごとに赤みや血管病変が改善してくると、各回のダウンタイムが軽くなるケースもあります。詳しくは担当医にご相談ください。

Q. 保険の赤あざ治療でも自費の赤ら顔治療でも、ダウンタイムは同じですか?

使用するレーザー(VビームⅡ)は同じですが、照射する出力・パルス幅などの設定は疾患・症状によって異なります。単純性血管腫など保険適用の赤あざ治療では比較的強めの設定になることが多く、紫斑が生じやすい傾向があります。自費の赤ら顔治療でも設定によって紫斑が出ることはあります。いずれの場合も事前に医師から説明がありますので、疑問点はカウンセリングで確認しましょう。

江坂駅前花ふさ皮ふ科にご相談ください

当院(大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」すぐ)では、皮膚科専門医の監修のもと、VビームⅡを用いた赤あざ・赤ら顔・ニキビ跡の赤みの治療を行っています。単純性血管腫・乳児血管腫・毛細血管拡張症は保険診療で、赤ら顔・酒さ・ニキビ跡の赤みは自費診療でそれぞれ対応しています。

ダウンタイムの設定(紫斑を出す・出さない)もご相談いただけます。「仕事の都合でなるべく紫斑を出したくない」「しっかり効果を出したいのでパープルセッティングで治療したい」など、ライフスタイルに合わせた治療計画をご提案します。赤ら顔・Vビーム治療の詳細はこちらもあわせてご確認ください。

まずはカウンセリングで、お悩みをお気軽にお聞かせください。

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