
多汗症やワキガを、皮膚を切らずに治療できるミラドライ。
多くの人がその効果に期待を寄せる一方で、痛みや腫れ、内出血などの「ダウンタイムは本当に大丈夫?」という共通の不安を抱えています。
多くのクリニックが「それほど痛くない」「ダウンタイムが短い」などと宣伝していますが、皮膚科専門医や経験者から見た「リアルなミラドライのダウンタイム」には、意外と知られていないポイントが存在します。
この記事では、あなたが安心してミラドライの治療に臨めるよう、ダウンタイムに関する5つの「意外な真実」を解き明かしていきます。私自身も2018年に施術を受け、身をもって経験していますので、この記事を読んでしっかり準備を整えてみてください。
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監修者 ミラドライ認定医・皮膚科専門医。 [ 資 格 ] ・医学博士(大阪大学大学院) [ 所属学会 ] ・日本皮膚科学会 / 日本アレルギー学会 |
目次
- 1. 痛みのピークは「当日の夜」。でも翌朝には驚くほど楽になる
- 2.「テニスボールのように腫れる」は施術直後は来ない
- 3. 痛みや腫れだけじゃない。「でこぼこ」と「感覚麻痺」という変化
- 4. 1〜2ヶ月後の「再発?」は、実は正常なプロセス
- 5.「翌日から日常生活OK」の本当の意味
- 6. まとめ:気になったら、まずは気軽に相談を
1. 痛みのピークは「当日の夜」。でも翌朝には驚くほど楽になる
ミラドライ後の痛みについて、一番知っておいていただきたいのは「痛みのピーク」です。
ピークは施術当日、麻酔が切れてから、特に「夜から夜中」にかけて集中します。
「あまり気にならなかった」という方がいる一方で、「夜中に痛みで目が覚めた」という声もあります。
私自身も、夜遅くまでジンジンとヤケドをしたような痛みがしつこく続いたのを覚えています。
しかし、そのピークを越えれば、回復は驚くほど早いのが特徴です。どんなに痛くても、翌日の午前中にはだいぶ落ち着いているはずです。
痛みの感じ方には個人差がありますが、当日は帰宅後すぐに両脇を冷却できる準備をし、痛み止めを我慢せず飲んで、無理のないスケジュールを組みましょう。
2. 「テニスボールのように腫れる」は施術直後は来ない
体験談などでよく見る「両脇にテニスボールを挟んでいるような腫れ」。
これを聞くと直後からひどく腫れるイメージを持たれますが、実際は少し違います。
施術直後は麻酔が効いているため、多くの方が「意外と平気」と感じます。
本当の違和感は麻酔が切れた後から現れ、腫れのピークは翌日や翌々日にやってくることが多いです。
このピークを過ぎれば腫れは着実に引き、1週間後には「ハンカチを1枚挟んでいる程度」まで落ち着くのが一般的な経過です。あらかじめ「後から腫れが来る」と知っておくことで、落ち着いて過ごすことができます。
3. 痛みや腫れだけじゃない。「でこぼこ」と「感覚麻痺」という変化
ダウンタイム中には、痛み以外にも知っておくべき2つの変化があります。
① 脇の下の「でこぼこ」
施術後3〜4日頃、麻酔液が重力で移動することで目立ってきます。見た目に驚くかもしれませんが、通常1〜2ヶ月かけて自然に消えていきます。
② 一時的な「感覚麻痺」
ミラドライは汗腺を焼く際、周囲の細かい感覚神経にも熱が伝わります。
その結果、脇の感覚が鈍くなることがありますが、これは正常な反応です。神経が再生する約3ヶ月前後でほとんどの方が元に戻りますので、心配しすぎる必要はありません。
4. 1〜2ヶ月後の「再発?」は、実は正常なプロセス
施術からしばらくして「少し汗やニオイが戻ってきた」と感じ、再発を疑う方がいらっしゃいます。
しかし、これは効果不足ではなく、ミラドライの仕組み上、必ず起こる経過です。
ミラドライは汗腺の約8割を破壊しますが、残りの2割は熱ダメージで一時的に「休止」しているだけです。1ヶ月〜半年ほど経つと、その「生き残った汗腺」が活動を再開します。
これによって「少し戻った」と感じるのですが、施術前よりは確実に改善しています(目安は施術前の2割程度)。
「100%ゼロ」ではなく「80%減」がゴールであることを知っておくと、不安にならずに済みます。
5. 「翌日から日常生活OK」の本当の意味
当院でも「翌日から日常生活に戻れます」と説明していますが、これには「ルールを守れば」という条件がつきます。感染予防や早期回復のために、以下の目安を守りましょう。
- シャワー:当日から可能(無理は禁物)
- 入浴・飲酒:体を温めすぎると腫れが強まるため、数日は控える
- 激しい運動:1〜2週間は控える(腕を大きく振る動作はNG)
特に運動は、2週間後からいきなりフルスイング!というわけにはいきません。脇の下が擦れるスポーツ(テニス、ゴルフ、バスケなど)は、様子を見ながら少しずつ再開してください。
無理をすると、稀に膿が溜まって切開が必要になるリスクもあります。最低1週間は余裕を持ったスケジュールを推奨します。
まとめ
ミラドライのダウンタイムは、症状が出るタイミングも内容も人それぞれです。
ピークの時期や「汗の戻り」を正しく知ることで、施術後の不安は大幅に軽減されます。
「自分の場合はどうなるの?」「このスケジュールで受けて大丈夫?」そんな悩みをお持ちの方は、ぜひ一度カウンセリングへお越しください。
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ミラドライについて詳しくはこちらのページでも解説しています。
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