妊娠中の医療脱毛、なぜ控えるべきなのか
「コースの途中で妊娠がわかった」「妊娠中でも医療脱毛を続けてよいか」――そんなご相談を、当院でもよくいただきます。結論からお伝えすると、江坂駅前花ふさ皮ふ科では、妊娠中・授乳中の医療脱毛は原則としてお断りしています。これは施術を拒否しているというよりも、お母さんと赤ちゃんの安全を最優先した医学的な判断です。
医療脱毛は皮膚科の医師が監修する医療行為ですが、だからこそ「医学的に問題が生じうる時期には行わない」という姿勢が大切です。以下では、その理由を一つひとつわかりやすく解説します。
なお、当院の医療脱毛について詳しくはこちらをご覧ください。
妊娠の可能性がある方、また妊活を控えている方は、まずお気軽にご相談ください。
ホルモン変動と毛周期の関係
医療脱毛のレーザーは、毛が「成長期」にあるときだけ効果を発揮します。成長期・退行期・休止期というサイクル(毛周期)を繰り返す毛のうち、レーザーが有効なのは成長期の毛だけ。しかも全体の毛の中で成長期にあるのは一度に15〜20%程度とされており、そのため複数回の照射が必要になります。
妊娠中はエストロゲンやプロゲステロンといったホルモンが大きく変動し、この毛周期が乱れやすくなります。成長期に入る毛の割合や周期のリズムが通常と異なるため、レーザーを照射しても思うように効果が出にくい時期といえます。せっかくコース料金を支払っていても、効果が十分に得られない可能性があるのです。
また、妊娠中はメラニン色素の産生が活発になりやすく、照射後の色素沈着(肌が黒ずむこと)が通常よりも起きやすい状態です。肌トラブルのリスクが高まる時期に施術を行うことは、肌へのダメージという観点からも得策ではありません。
さらに、万が一の流産・早産リスクへの配慮も重要な理由の一つです。医療脱毛のレーザー照射が直接的に流産・早産を引き起こすというエビデンス(科学的根拠)は現時点では確立されていませんが、影響がないと断言することもできないのが現状です。慎重な判断を優先することが、医療機関としての誠実な対応と考えています。
加えて、脱毛施術時に麻酔クリームを使用する場合は、有効成分が皮膚から吸収されるため、妊娠中・授乳中への影響が懸念されます。当院でも安全性を確認できない薬剤の使用は妊娠中には行っておりません。
万一、コース途中で妊娠が判明したら
コースを契約・開始した後に妊娠が判明した場合も、必ずクリニックにお申告ください。当院では、妊娠が確認された時点でコースを安全に休止することができます。残回数や有効期限の扱いについては個別にご相談の上、対応いたします。
「施術をキャンセルして申し訳ない」「料金がもったいない」と思う方もいらっしゃいますが、どうか遠慮なくお知らせください。妊娠中に無理に施術を続けることは、効果の面でも安全の面でも、お勧めできません。
- 妊娠が判明したら、次回来院前に電話またはWEBでご連絡ください
- コースの休止手続きをスタッフが丁寧にご案内します
- 残回数・有効期限の取り扱いは個別相談(詳細は料金・コース詳細ページもご参照ください)
- 妊娠週数や体調によっては、担当医からアドバイスをお伝えすることもあります
産後いつから医療脱毛を再開できる?
産後に医療脱毛を再開する目安として、当院では産後2〜3か月以降、生理が安定してからを一つの基準としています。ただし、これはあくまで目安であり、個人差があります。産後の体の回復状況やホルモンバランスの安定度は人それぞれですので、最終的には医師の判断を仰いでいただくことが大切です。
産後しばらくはホルモンバランスがまだ揺れ動いており、妊娠中と同様に毛周期が不安定な時期が続くことがあります。生理が再開し、ある程度周期が安定してきてから施術を再開することで、レーザーの効果がより得られやすい状態に近づきます。
「産後すぐに再開したい」というご希望がある場合も、まずは診察・カウンセリングにてご相談ください。体の状態を確認した上で、担当医が適切なタイミングをご提案します。
授乳中の医療脱毛はどう対応している?
授乳中の医療脱毛については、クリニックによって対応が分かれるのが現状です。当院は慎重な立場をとっており、授乳中の方にも基本的には施術をお断りしています。
主な理由は以下の通りです。
- ホルモンバランスの不安定さ:授乳中はプロラクチンというホルモンが分泌され続けるため、毛周期の乱れが続きやすい
- 色素沈着リスク:産後のホルモン変動により、肌が色素沈着を起こしやすい状態が続くことがある
- 薬剤への配慮:麻酔クリームなどの薬剤成分が母乳に移行する可能性を排除できない
「授乳をやめてしばらく経てばOK?」というご質問もよくいただきます。断乳後にホルモンバランスが安定し、生理が再開・安定してきた段階で改めてご相談いただくのが安心です。医師が状態を確認した上で、施術再開の可否をご案内します。
妊活中の方へ:今のうちに脱毛を済ませておく選択肢
「近いうちに妊娠・出産を考えている」という妊活中の方には、妊娠前のうちに医療脱毛コースを進めておくことをご提案しています。
医療脱毛は毛周期の関係上、効果を実感するには一般的に5〜10回・1〜2年程度の期間が目安となります。妊娠・出産・授乳の期間はコースを一時休止することになりますが、妊活中の今から始めておくことで、
- ある程度の回数を妊娠前に消化できる
- 出産・育児が落ち着いた後に残り回数を消化し、完了に近づける
- 産後の忙しい時期に「毛のお手入れ」の手間が減り、育児に集中しやすくなる
といったメリットが期待できます(効果には個人差があります)。
「妊活中だけど脱毛を始めてもよい?」という方は、カウンセリングの際にその旨をお伝えください。コースの設計や進め方について、医師・スタッフが一緒に考えます。
まずはカウンセリングで、あなたのご状況に合ったプランをご確認ください。
当院の女性医療脱毛コース料金(参考)
妊活中、または産後の再開に向けてコースを検討している方のために、当院の料金をご案内します。
通常プラン(税込)
| コース名 | 治療範囲 | 5回 | 8回 | 10回 |
|---|---|---|---|---|
| 全身ブロンズ | 体全体+首前面 | 198,000円 | 238,000円 | 298,000円 |
| 全身プラチナ | ブロンズ+VIOまたは顔 | 242,000円 | 328,000円 | 398,000円 |
| 全身ダイヤモンド | ブロンズ+VIO+顔 | 278,000円 | 440,000円 | 498,000円 |
平日限定プラン(税込)
| コース名 | 5回 | 8回 | 10回 |
|---|---|---|---|
| 全身ブロンズ(平日) | 132,000円 | 198,000円 | 242,000円 |
| 全身プラチナ(平日) | 198,000円 | 298,000円 | 368,000円 |
| 全身ダイヤモンド(平日) | 242,000円 | 378,000円 | 440,000円 |
- 価格はすべて税込
- 自由診療(保険適用外)
- 必要な治療回数:5〜10回が目安(毛周期・部位・個人差により変動)
- 効果には個人差があります
- 主なリスク・副作用:照射部位の赤み・腫れ・毛嚢炎・色素沈着・硬毛化など
- 初回カウンセリング 1,100円(税込)
- 8回コースは硬毛化保証4回まで、10回コースは硬毛化保証回数制限なし
江坂駅前花ふさ皮ふ科にご相談ください
「妊娠中に医療脱毛を受けていいか不安」「産後、いつから再開できるか知りたい」「妊活前に脱毛を始めたい」――そうしたご不安やご要望には、皮膚科専門医の監修のもと、一人ひとりの状況に合わせて丁寧にお答えします。
当院が使用するジェントルマックスプロプラスは厚生労働省承認の医療脱毛機器で、アレキサンドライト(755nm)とYAG(1064nm)の2波長を搭載。肌質・毛質に合わせて出力を細かく調整することで、肌への負担を配慮しながら施術を行っています。アトピー肌・敏感肌の方にも対応できる体制を整えており、皮膚科医監修のもとで看護師が施術にあたります。
妊娠中・授乳中は施術をお断りしていますが、休止中のコース管理や再開のタイミングについても、スタッフが丁寧にサポートします。コースの途中で妊娠が判明した場合も、まずはお気軽にご連絡ください。
大阪・江坂で医療脱毛を検討されている方は、ぜひ一度カウンセリングにお越しください。オンラインでのご予約も可能です。
