「分け目が目立つようになった」「髪のボリュームが全体的に減った気がする」——そんな悩みを抱える女性は少なくありません。女性の薄毛はFAGA(Female Androgenetic Alopecia=女性男性型脱毛症)と呼ばれ、男性のAGAとはメカニズムも治療法も異なります。この記事では、FAGAの原因・特徴・当院で提供している女性向け治療を皮膚科専門医の監修のもとで解説します。
こんなお悩みはありませんか?
- ✓分け目が広がって地肌が透けて見える
- ✓髪全体のボリュームがどんどん減っている
- ✓女性でも薄毛治療ができるのか不安
- ✓市販の育毛剤を試したけれど改善しない
FAGA(女性男性型脱毛症)・びまん性脱毛症とは?
FAGA(Female Androgenetic Alopecia)とは、女性ホルモンと男性ホルモンのバランスの乱れや遺伝的要因が関係して起こる、進行性の脱毛症です。別名「女性型脱毛症」とも呼ばれます。
FAGAの多くはびまん性脱毛症(びまん性=広範囲に広がる、という意味)の形をとります。男性のように生え際がM字やO字に後退するのではなく、頭頂部や分け目を中心に髪全体が薄くなるのが特徴です。気づいたときには広い範囲で進行していることも多く、早めの受診・治療が大切です。
FAGAは自然に改善することは少なく、放置すると少しずつ進行していく可能性があります。「歳のせいだから仕方ない」と諦めてしまう前に、まず専門医に相談することをおすすめします。
当院のAGA・FAGA治療について、くわしくは江坂駅前花ふさ皮ふ科のAGA・薄毛治療ページもご参照ください。
まずはお気軽にカウンセリングでご相談ください。
女性の薄毛の特徴——男性とどう違う?
男性のAGAと女性のFAGAでは、薄毛のパターンに大きな違いがあります。
よく見られる症状
- 分け目が広がって地肌が透けて見える
- 頭頂部全体のボリュームが失われる
- 髪が細くなり、コシやハリがなくなる
- 抜け毛の量が増えたと感じる
- 生え際の後退はあまり目立たない(男性との大きな違い)
FAGAでは頭頂部や分け目に症状が集中しやすい一方で、前頭部の生え際は比較的保たれることが多いとされています。ただし症状には個人差があり、すべての方が同じパターンになるわけではありません。
女性の薄毛の主な原因
女性の薄毛は複数の要因が重なって起こることが多く、男性のAGAに比べて原因が多様です。
ホルモンバランスの変化
女性ホルモン(エストロゲン)には、毛髪の成長を助ける働きがあります。更年期や加齢によってエストロゲンが減少すると、相対的に男性ホルモン(アンドロゲン)の影響が強くなり、毛包(毛を作る組織)が縮小しやすくなります。これがFAGAの主なメカニズムです。
加齢
40代以降に症状が目立ちやすくなりますが、20〜30代でも発症することがあります。
出産後の脱毛(分娩後脱毛症)
産後2〜6か月ごろに抜け毛が増えることがありますが、これはホルモン変動による一時的な現象(分娩後脱毛症)であることがほとんどです。多くの場合、時間とともに自然に回復するため、FAGAとは区別して考えます。ただし、産後脱毛が長引いたり、ボリュームが戻らないと感じる場合は専門医への相談を検討してください。
鉄分・栄養不足
鉄欠乏性貧血は女性に多く、毛髪の成長に必要な栄養素が不足して薄毛につながることがあります。食生活の乱れ・過度なダイエットも原因となりえます。
ストレス・睡眠不足
慢性的なストレスや睡眠不足はホルモンバランスを乱し、毛髪サイクルに悪影響を与えることがあります。
遺伝的要因
家族に薄毛の方がいる場合、FAGAのリスクが高まる可能性があります。
女性の薄毛治療が男性と違う理由——禁忌薬に注意
男性のAGA治療で広く使われるフィナステリド・デュタステリドは、女性(特に妊娠中・妊娠の可能性がある女性)には禁忌(使用できない)です。これらの薬剤は胎児の発育に影響する可能性があり、錠剤に触れることすら避けなければならない場合があります。
そのため、女性の薄毛治療は女性専用の薬剤・治療法を選ぶことが大前提です。「男性用のAGA薬を試してみよう」とは絶対に考えないでください。当院では女性の患者さんには必ず女性向けの治療のみをご提案しています。
当院の女性向け薄毛(FAGA)治療
江坂駅前花ふさ皮ふ科では、皮膚科専門医が診察のうえで、女性のFAGAに適した治療薬を組み合わせてご提案しています。現在提供している主な治療は以下のとおりです。
ルグゼバイブ(内服・毛髪成分配合)
ルグゼバイブは、毛髪の成長に関わるアミノ酸・ビタミン・ケラチン前駆物質などを配合した内服薬です。ヨーロッパで広く使用されているパントガール類似の処方で、女性の薄毛対策として用いられています。なお、ルグゼバイブは日本国内では未承認薬であり、医師の責任管理のもと個人輸入という形で処方しています。
ヴェラルティス VL02 ローション(女性向け低濃度外用)
ミノキシジルを女性向けの低濃度(2%相当)で配合した外用ローションです。頭皮に直接塗布することで毛包に働きかけ、発毛を促すとされています。ヴェラルティスは日本国内では未承認薬であり、医師の責任管理のもと個人輸入という形で処方しています。
外用ミノキシジル(女性用濃度)
ミノキシジルの外用薬は、女性用として適切な濃度のものを使用します。頭皮の血流を改善し、毛母細胞(毛を作る細胞)を活性化する効果が期待されています。効果には個人差があります。
生活習慣・栄養指導
鉄分・たんぱく質・ビタミン類など毛髪に必要な栄養素の補充、睡眠・ストレス管理なども薄毛治療の重要な柱です。薬物療法と並行して取り組むことで、より良い結果につながりやすくなります(効果には個人差があります)。
当院の女性向け薄毛治療料金
| 治療内容 | 税込価格 | 備考 |
|---|---|---|
| 初回カウンセリング | 1,100円 | 皮膚科専門医による診察込み |
| ルグゼバイブ(内服) | お問い合わせください | 28日分〜/国内未承認 |
| ヴェラルティス VL02(外用) | お問い合わせください | 国内未承認 |
| スタートプラン(内服) | 6,600円〜 | 28日分 |
| ブーストプラン(内服+外用ミノキシジル) | 7,700円〜 | 28日分 |
- すべて自由診療(保険適用外)です。
- 効果には個人差があります。
- 主な副作用:初期脱毛(治療開始後1〜2か月に一時的な抜け毛増加)、頭皮のかゆみ・かぶれ(外用薬)、動悸・むくみ(ミノキシジル内服の場合)など。妊娠中・授乳中の方は使用できない薬剤があります。詳しくは診察時にご確認ください。
- ルグゼバイブ・ヴェラルティスは日本国内未承認薬です。医師の責任管理のもと、個人輸入にて提供しています。
料金や治療内容の詳細は美容皮膚科料金ページもあわせてご確認ください。
オンライン予約は24時間受け付けています。気になる方はお早めにどうぞ。
よくある質問(FAQ)
Q. 市販の育毛剤と医療機関で処方される薬剤は何が違いますか?
市販の育毛剤は薬機法上「医薬部外品」に分類されるものが多く、有効成分の濃度や配合に制限があります。一方、医療機関で処方される薬剤(外用ミノキシジルなど)は「医薬品」として、より高い有効成分濃度での処方が可能です。また、医師が症状を診断したうえで最適な薬剤を選択できる点も大きな違いです。セルフケアで改善が見られない場合は、専門医への受診を検討されることをおすすめします。
Q. 授乳中・妊娠中でも治療できますか?
妊娠中・授乳中の方は使用できない薬剤があるため、原則として薬物療法はお勧めできません。出産・授乳終了後に改めてご相談ください。受診の際は必ず妊娠・授乳の状況をお伝えください。
Q. 産後の抜け毛もFAGAですか?
産後2〜6か月ごろに起こる抜け毛の多くは「分娩後脱毛症」と呼ばれるもので、ホルモンバランスの変化による一時的な現象です。多くの場合、時間の経過とともに自然に回復します。ただし、産後1年以上たっても改善しない、もしくは産後とは別に進行性の薄毛を感じる場合は、FAGAの可能性もあるため専門医に相談されることをおすすめします。
Q. 治療を始めてどのくらいで効果が出ますか?
一般的に、薄毛治療の効果を実感するには3〜6か月程度の継続が目安とされています。治療開始後1〜2か月は一時的に抜け毛が増える「初期脱毛」が起こる場合がありますが、これは毛髪サイクルが正常化していく過程で起こる反応であり、治療を中断する必要はありません。ただし効果・経過には個人差があり、全員に同様の結果が出るわけではありません。
Q. フィナステリドやデュタステリドは女性でも使えますか?
いいえ、使用できません。フィナステリド・デュタステリドは女性(特に妊娠中・妊娠の可能性のある女性)には禁忌です。当院では女性の患者さんにはこれらの薬剤を処方していません。女性向けの安全な薬剤を選択して治療を進めますので、ご安心ください。
Q. 治療はずっと続けなければいけませんか?
FAGAは進行性の疾患であるため、治療を中断すると再び薄毛が進行する可能性があります。効果を維持するためには継続的な治療が基本となります。ライフステージの変化(妊娠・授乳など)に応じて治療内容を見直すことも可能ですので、気になることはいつでも医師にご相談ください。
江坂駅前花ふさ皮ふ科にご相談ください
女性の薄毛(FAGA・びまん性脱毛症)は、正しい診断と女性に適した治療薬の選択が大切です。「歳のせい」「気のせい」と放置せず、まず皮膚科専門医に診てもらうことが改善への第一歩です。
江坂駅前花ふさ皮ふ科では、理事長・花房崇明(皮膚科専門医)が診察を担当し、患者さん一人ひとりの状態に合わせた女性向け薄毛治療をご提案しています。大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」からすぐ、吹田・北摂・梅田エリアからアクセスしやすいクリニックです。
「まず話だけでも聞いてみたい」という方も、初回カウンセリング(1,100円)からお気軽にご利用いただけます。
ご予約は24時間オンラインで受け付けています。お気軽にご相談ください。
花ふさ皮ふ科グループのAGA・薄毛治療
花ふさ皮ふ科グループでは、江坂・千里中央・みのおの各院でAGA・薄毛治療に対応しています。各院の詳しい解説もあわせてご覧いただけます。
※当院(江坂駅前花ふさ皮ふ科)でのご予約・ご相談は上記の予約ボタンからお願いいたします。
⚠ 未承認医薬品に関する重要なお知らせ(医療広告ガイドラインに基づく表示)
- 本記事で言及している「ルグゼバイブ」・「ヴェラルティス」は日本国内で薬機法上の承認を受けていない医薬品です。
- 当院では医師の責任のもと、海外からの個人輸入により入手・使用しています。
- 同じ目的で使用できる国内承認医薬品(ヒアルロン酸製剤など)が存在します。
- 未承認医薬品については、入手経路・諸外国における安全性等に関する情報は変動する可能性があります。重篤な副作用が国内外で報告される可能性があります。
- 使用にあたってはカウンセリングで医師に十分にご確認ください。

