監修者:花房 崇明

監修医師

理事長:花房 崇明(はなふさ たかあき)

[ 資 格 ]

・医学博士(大阪大学大学院) / 日本皮膚科学会皮膚科専門医

・日本アレルギー学会アレルギー専門医 / 日本抗加齢医学会専門医

[ 所属学会 ]

・日本皮膚科学会 / 日本アレルギー学会 / 日本美容皮膚科学会 等

「シミが気になるけれど、自分のシミにはどのレーザーが合うの?」「ピコレーザーって何が違うの?」そんな疑問をお持ちの方に向けて、江坂駅前花ふさ皮ふ科の皮膚科専門医がピコレーザーの基礎から当院が導入するピコシュア(PicoSure)の3モードの特徴・効果・料金まで、わかりやすく解説します。

こんなお悩みはありませんか?

  • シミやくすみが気になるけど自分に合う治療が分からない
  • ピコレーザーとQスイッチレーザーの違いが知りたい
  • 肝斑に強いレーザーを当てて悪化しないか心配
  • ニキビ跡やクレーターにも効果があるのか知りたい

ピコレーザー・ピコシュアとは?基礎から理解しよう

ピコレーザーとは、パルス幅(レーザーを照射する時間)がピコ秒(10−12秒=1兆分の1秒)という超短時間のレーザー治療の総称です。代表的な機種が、米国Cynosure(サイノシュアー)社が開発したピコシュア(PicoSure)であり、当院ではこのピコシュアを使用しています。

ピコシュアは755nm(アレキサンドライト)波長を主軸とし、従来のQスイッチレーザー(ナノ秒=10億分の1秒台)と比べてパルス幅が約100分の1以下と極めて短い点が最大の特徴です。照射時間が短いほどレーザーエネルギーはメラニン(シミの色素)に集中し、衝撃波(光音響効果)で色素を細かく粉砕します。周囲の正常組織への熱ダメージが少なく、肌への負担を抑えながら色素にアプローチできると考えられています。

Qスイッチレーザー(ナノ秒)との違い

  • パルス幅:ピコ秒(ピコシュア)はナノ秒(Qスイッチ)の約100分の1以下
  • 色素への作用:衝撃波による機械的破壊が中心 → より細かい粒子に分解されやすい
  • 熱ダメージ:照射時間が短いため、周辺組織への熱拡散が抑えられる
  • 肝斑への対応:低出力モード(トーニング)で肝斑に使用可能(Qスイッチでは難しいケースも)
  • フラクショナル照射:専用レンズを使い真皮層に微小な空洞を作り、肌再生を促す応用ができる

ただし効果には個人差があり、シミの種類・深さ・肌の状態によって適切な機器・設定が異なります。当院では受診の際に皮膚科専門医が丁寧に診察・鑑別を行い、最適なモードや回数をご提案します。

気になる方は、まずお気軽にご相談ください。

当院のピコシュア 3モードの特徴と適応

ピコシュアには照射方法の異なる3つのモードがあり、お悩みの種類に応じて使い分けます。それぞれの特徴と主な適応を確認しましょう。

① ピコトーニング|肝斑・くすみ・薄いシミの改善

ピコトーニングは、低出力でレーザーを顔全体に均一に照射するモードです。メラニンをゆっくりと分解しながら、肌のトーンアップやくすみ改善を目指します。

  • 主な適応:肝斑、くすみ、薄いシミ、肝斑性ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、トーンアップ目的、ニキビ後の赤み補助
  • 推奨回数:1〜2週間隔で5〜10回、その後メンテナンス
  • 痛み・ダウンタイム:輪ゴムで弾く程度のチクッとした感覚。ダウンタイムはほぼなく、当日からメイク・洗顔が可能です

【重要】肝斑は通常のシミと異なり、高出力のレーザーを照射すると悪化するリスクがあります。ピコトーニングでは低出力設定を使用しますが、肝斑かどうかの鑑別は皮膚科専門医による診察が必須です。自己判断での施術はお控えください。

② ピコスポット|老人性色素斑・そばかす・ほくろ・ADMのピンポイント治療

ピコスポットは、気になるシミやほくろに高出力でピンポイントに照射するモードです。色素を集中的に破壊し、1〜2回の施術で改善が期待できるケースもあります。

  • 主な適応:老人性色素斑(一般的なシミ)、そばかす(雀卵斑)、ほくろ、ADM(後天性真皮メラノサイトーシス)、炎症後色素沈着、刺青(タトゥー)
  • 推奨回数:1〜2回(濃いシミは複数回)、再照射は3か月以上空けて実施
  • 痛み・ダウンタイム:パチンと弾かれる強めの刺激があります(麻酔クリームの使用も可能です)。照射部位に7〜10日程度かさぶたができ、テープ保護が推奨されます

③ ピコフラクショナル|ニキビ跡・クレーター・毛穴の肌質改善

ピコフラクショナルは、専用のフォーカスレンズアレイを装着し、真皮層(皮膚の深い層)に微小な空洞(LIOB:レーザー誘起光学破壊)を作ります。この空洞を修復する過程でコラーゲン・エラスチンの産生が促され、肌のハリや質感の改善が期待できます。

  • 主な適応:ニキビ跡(瘢痕・クレーター・色素沈着)、毛穴の開き、いちご鼻、小じわ、肌質改善全般
  • 推奨回数:1か月間隔で3〜5回、その後メンテナンス
  • 痛み・ダウンタイム:チクチク〜輪ゴムで弾く程度の感覚。当日〜翌日に軽い赤みやザラつきが生じることがありますが、翌日からメイクが可能です

当院のピコシュア料金表

下記は江坂駅前花ふさ皮ふ科でのピコシュア施術料金の目安です。詳細は公式料金表ページをご確認ください。

治療内容 税込価格 目安回数
ピコトーニング 全顔 24,800円(1回) 5〜10回(1〜2週間隔)
ピコスポット 1cm以内 16,500円(1回) 1〜2回(サイズにより変動)
ピコトーニング+ピコフラクショナル 組み合わせ カウンセリングで決定 3〜5回(1か月間隔)
初回カウンセリング 1,100円
  • 自由診療(保険適用外)
  • 効果には個人差があります
  • 主な副作用:照射部位の赤み・腫れ・かゆみ・かさぶた・炎症後色素沈着・まれに白斑(脱色斑)など
  • 5回コースなど各種コース設定あり。詳細は料金表ページまたは受診時にご確認ください

ご自身のシミの種類や肌の状態に合わせた最適なプランを、カウンセリングでご提案します。

当院でピコシュアを選ぶ理由

皮膚科専門医による正確なシミの鑑別診断

シミには老人性色素斑・肝斑・ADM・そばかすなど複数の種類があり、見た目だけでは区別しにくいものも多くあります。特に肝斑とADMが混在するケースは珍しくなく、誤った治療を行うと悪化する可能性があります。当院では理事長・花房崇明(皮膚科専門医・医学博士)をはじめとする皮膚科専門医が診察を行い、正確に鑑別した上で最適なモードを選択します。

グループ累計13,751件のシミ症例実績

花ふさ皮ふ科グループでは2019〜2023年の間に累計13,751件のシミ治療症例を積み重ねてきました。豊富な臨床経験をもとに、一人ひとりの肌状態に合わせた安全で丁寧な治療を提供しています。

ピコシュア以外の選択肢も同院で対応

当院ではピコレーザー(ピコシュア)のほかにも、シルファームX・Qスイッチルビーレーザー・BBL・CO2レーザーなど複数の機器を取り揃えており、症例に応じて最適な機器を組み合わせることができます。詳しくはシミ治療総合ページもあわせてご覧ください。

ピコシュアに関する重要なご説明

当院が使用するピコシュア(PicoSure)は、米国FDA(食品医薬品局)の承認を受けた医療機器ですが、日本国内では薬機法上の医療機器としての承認を受けていません。医師の責任管理のもと個人輸入し、使用しています。未承認機器であることを十分にご理解いただいた上で、ご判断ください。

施術の流れ・副作用・禁忌

施術の流れ

  • STEP1 洗顔・クレンジングで皮脂・日焼け止めを完全に除去
  • STEP2 照射部位にジェルを塗布
  • STEP3 ピコシュアでレーザー照射(モードにより設定を変更)
  • STEP4 ジェル拭き取り → 保湿 → 日焼け止め塗布

主な副作用・リスク

  • 一過性の赤み・軽度の腫れ・かゆみ
  • ピコスポット後:かさぶた(7〜10日程度)
  • 炎症後色素沈着(照射部位が一時的に黒ずむことがあります)
  • まれに白斑(脱色斑)が生じることがあります
  • 肝斑へ高出力照射を行うと悪化するリスクがあります

施術を受けられない方(禁忌)

  • 妊娠中・授乳中の方(推奨しません)
  • 光線過敏症の方
  • 活動性の皮膚感染症がある方
  • 強い日焼け直後の方

上記に当てはまる方や、お薬を服用中の方は必ず事前にお申し出ください。皮膚科専門医が安全性を確認した上でご案内します。

よくある質問(FAQ)

Q. ピコレーザーとピコシュアは何が違うの?

「ピコレーザー」はパルス幅がピコ秒のレーザー全般を指す総称です。「ピコシュア(PicoSure)」は米国Cynosure社が開発した特定の機種名であり、当院ではピコシュアを使用しています。記事内で「ピコレーザー」と表記している箇所も、当院では具体的にはピコシュアで施術を行います。

Q. 肝斑にもピコレーザーは使えますか?

はい、肝斑には低出力のピコトーニングモードを用いることで、悪化リスクを抑えながらアプローチできると考えられています。ただし、肝斑は通常のシミと異なり高出力照射で悪化する場合があるため、必ず皮膚科専門医の診察・鑑別を受けてから施術を判断します。自己判断での施術は避けてください。

Q. 何回施術すれば効果を実感できますか?

モードや症状によって異なります。ピコスポットは1〜2回で改善が期待できるケースもありますが、ピコトーニングは5〜10回、ピコフラクショナルは3〜5回程度が目安です。ただし、効果には個人差があります。カウンセリングで皮膚の状態を確認しながら、回数や間隔をご提案します。

Q. ダウンタイムはどのくらいですか?

モードによって異なります。ピコトーニングはダウンタイムがほぼなく当日からメイク可能。ピコフラクショナルは翌日からメイク可。ピコスポットは7〜10日程度かさぶたが生じ、テープ保護が必要です。

Q. 施術中の痛みはどの程度ですか?

ピコトーニング・ピコフラクショナルは「輪ゴムで弾く程度」のチクッとした感覚が多いとされています。ピコスポットはより強い刺激を感じる方が多く、ご希望に応じて麻酔クリームの使用も可能です。痛みの感じ方には個人差があります。

Q. ほかの治療との組み合わせはできますか?

はい。当院ではシルファームX・Qスイッチルビーレーザー・BBL・CO2レーザーなど複数の機器を取り揃えており、症状や肌状態に応じて組み合わせをご提案できます。ピコシュア単独では対応が難しいケースも、他の治療との併用で対応できる場合があります。詳しくはカウンセリングでご相談ください。

江坂駅前花ふさ皮ふ科にご相談ください

「自分のシミはどの種類?」「ピコレーザーが向いているか不安」という方こそ、まず皮膚科専門医の診察を受けることをおすすめします。肝斑・ADM・老人性色素斑が混在していても、正確な鑑別のもと一人ひとりに合った治療計画をご提案します。

江坂駅前花ふさ皮ふ科は大阪メトロ御堂筋線「江坂駅」からすぐのアクセスで、皮膚科専門医・花房崇明(医学博士)をはじめとする専門医チームが診察にあたります。グループ累計13,751件(2019〜2023年)のシミ治療実績を積み重ねてきた経験で、安全・丁寧にサポートします。

初回カウンセリングは1,100円(税込)。まずはお気軽にご予約ください。